奈良県で苔テラリウムの制作・販売ならびに教室・ワークショップや体験会の開催を行っている、苔えくぼです。
この度は苔えくぼのHPならびにSTAFF BLOGをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は『苔テラリウム』について書こうと思います。
『苔テラリウム』…
POPUPやイベント出店、ワークショップ時によく「どこそこの道の駅で見かけた」とか、「この前マルシェで見かけた」などとといったお話をお聞きすることが増えてきました。
色んな方が、色んな考えを持って苔を扱い、制作され、お客様にご提供されている訳ですので、これが正解、これが一番なんて言えませんが、『苔テラリウム(コケテラリウム)』と『苔リウム(コケリウム)』の2つの言葉で分類されることが多いかと思います。
順番が逆になりますが、『苔リウム(コケリウム)』は、苔のかたまりをパズルのように貼り合わせて(貼り苔法)制作された作品を称して使われています。
一方、『苔テラリウム(コケテラリウム)』は、苔の塊を分解し、丁寧に下処理をした苔を一本又は数本ずつ束にして挿し植えて制作された作品となります。
苔えくぼが、たまにお見かけする作品の多くは『苔リウム(コケリウム)』で、『苔テラリウム(コケテラリウム)と称して販売されています。
ご覧になった方は、違いがわからず、『苔テラリウム(コケテラリウム)』だと思ってお求めになられている方も多いのでは…
「苔だし、一緒じゃないの?」「見た目、綺麗だし、問題ないのでは?」
と、思われる方もおられるかと思いますが、
貼り苔で制作した作品と挿し植えて制作した作品とでは、大きく変わってきます。
まず、貼り苔で制作された『苔リウム(コケリウム)』は、長い年月をかけて着生し、苔生したような雰囲気を、短時間、数日でつくれます。
また、貼り苔法を使うと素人でもある程度の仕上がりの作品をつくることができます。
一方、挿し植えて制作された『苔テラリウム(コケテラリウム)』は、苔の塊を分解し、下処理をした苔を1本又は数本ずつ挿し植えて制作するため、1作品を制作するのに時間、日数を用します。
また、苔を挿し植える密度や苔の葉の向きなども意識して分解した苔を元の苔の塊のように再現するには、知識と技術を要します。
苔テラリウムを作ってみよう~っと、見様見真似で知識無く貼り苔で制作したという方の中では、短い期間のうちに変色し、完成した時がピークで、後はどんどん傷んでいき、綺麗だった緑の苔は…って方も
『苔テラリウム(コケテラリウム)』と称して販売されている作品の中にも…
『苔テラリウム(コケテラリウム)』を見かけた際は、
「これは貼り苔かなぁ~」「これは挿し植えて制作されているのかなぁ~」と注意深くご覧いただくと『苔リウム(コケリウム)』なのか『苔テラリウム(コケテラリウム)』なのかがわかってくるかも…
苔えくぼの苔テラリウムは、ガラス容器の形状、大きさの大小に限らず、すべて挿し植える方法で制作しており、知識と技術、そして豊富な経験のもとに作品を制作し、安心してお客様に苔生す時間をお楽しみいただける作品をご提供させていただいております。
また、お求め後のアフターフォローも充実しております。
HPのcontact、InstagramのDM、LINE公式アカウントを利用したお世話のご相談対応に加え、定期的にメンテナンス会を開催しております。
また、お預かりしてメンテナンス、リメイクなどの対応も行ております。
『苔リウム(コケリウム)』『苔テラリウム(コケテラリウム)』に適していない苔(適さない苔)を使用した作品を制作し、平気で販売されている方も見かけます。
苔の美しさ、苔テラリウムの魅力などをたくさんの方に知っていただき、インテリアグリーンとして暮らしの中に取り入れていただき、癒しの時間、空間をひとりでも多くの方に楽しんでいただけるように、間違ったモノが増えないことを願います。
「苔テラリウム、苔はむずかしい!!」
「こんなのすぐにダメになる」
などの残念、寂しいお声と、誤解等が減ってほしいと思っております。
苔えくぼは、苔生産者、苔販売業者さん等を通じて仕入れさせていただいた苔を使用しており山採りの苔を使用していません。
山採りの苔を完全否定をしている訳ではありませんが、苔の枯渇状況、乱獲問題などへの考えから、苔えくぼは、栽培種の苔をメインとして、苔販売業者さんが取り扱われている苔を使用して制作しております。
*苔えくぼのワークショップ、体験会、教室などでの同内容の苔を使用していただいております。
『苔テラリウム(コケテラリウム』が一時のブームで終わらず、末永く愛されるインテリアグリーンであれるように、しっかりとした知識、技術、経験、そしてひとつの生き物を取り扱っているという責任をもって提供される『苔テラリウム』が増えてくれることを期待しています。
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